まず結論

2026年9月14日から、ドコモの銀行とマネックス証券は、どちらの口座開設画面から始めても2つの口座を同時に申し込めるようになりました。自動入金(スイープ)の設定方法、完了表示、「手続き中」が続く場合の確認先も整理します。ポイント還元の合計は初年度も券種別で、最大4.5%はPLATINUMの場合です。

最大4.5%の正体は「対象決済へのポイント還元」

公式発表の「初年度最大4.5%」は、ドコモの銀行にお金を預けるだけで年4.5%の利息がつくという意味ではありません。dカードの対象となるスマートフォン決済で街のお買物をし、銀行・カード・マネックス証券の条件をすべて満たした場合に合算されるdポイント還元率です。

対象となるのは、dカードのスマートフォンによるタッチ決済や、支払方法をdカードに設定したd払い・d払いタッチなどです。対象外となる店舗や取引があり、特典ポイントには月間上限と期間・用途の制限があります。

PLATINUMで初年度最大4.5%となる内訳
還元の内訳最大還元率主な位置づけ
dカードの決済基本還元1.0%100円(税込)につき1ポイント
ドコモの銀行引落特典+2.0%PLATINUMの初回引落月から12か月間
マネックス証券特典+1.5%スイープと積立などの条件達成時
合計最大4.5%対象決済・各種条件・上限あり
TWO CONNECTIONS

マネックス証券とSBI証券は役割が違う

どちらも銀行と証券をつなぐ仕組みですが、ポイント特典と投資待機資金という目的の違いがあります。

PLATINUMの場合、通常還元1.0%に銀行引落特典2.0%と証券特典最大1.5%を加え、対象決済で最大4.5%です。GOLD・GOLD Uは最大3.5%、通常dカードは最大2.75%で、預金金利ではありません。

ドコモの銀行2つの証券連携
MONEX

マネックス証券

自動入金+対象積立

対象決済に最大+1.5%
SBI

SBI証券

SBIハイブリッド預金

預金金利年0.51%適用中

マネックス証券特典の最大+1.5%は対象決済へのポイント加算です。SBIハイブリッド預金の年0.51%とは別の数字です。

マネックス証券特典は0.1%と1.5%の2段階

前月末時点で、マネックス証券口座へのdアカウント連携、そのdアカウントへのdカード利用携帯番号登録、対象銀行口座とのスイープ設定が完了していると、当月の対象決済に+0.1%となります。

さらに前月中のdカード積立とd払い残高積立の合計約定額が3万円以上なら、証券特典は合計+1.5%です。+0.1%と+1.5%を足す仕組みではありません。積立額ではなく、本会員の対象となる街でのスマホ決済への加算です。

  1. 1

    同じdアカウントを登録する

    前月末までに証券口座とdアカウントを連携し、そのdアカウントへdカードの利用携帯番号を登録します。

  2. 2

    自動入金(スイープ)を設定する

    前月末までに対象銀行口座とのスイープ設定を完了します。dアカウント等の条件と合わせて当月+0.1%です。

  3. 3

    対象積立を月3万円以上約定する

    前月中にdカード積立とd払い残高積立が合計3万円以上約定していると、当月の証券特典は合計+1.5%です。設定額だけでなく約定月を確認します。

  4. 4

    対象となる街のお買物をする

    対象のスマホ決済で支払います。積立の達成だけでは、街のお買物に対するポイントは発生しません。

POINT SIMULATOR

カード別・初年度のポイント試算

本会員のdカードの種類、対象スマホ決済額、達成条件から、月間上限を反映した概算を確認します。家族カードの決済は含めません。

達成する条件

dカード基本1.0%500pt

銀行引落 +0.25%125pt

証券連携 最大+1.5%500pt

合計の目安1,125pt上限反映後の実質 2.25%

証券連携の判定率:1.5%

初回引落月から12か月以内の本会員の対象決済を、月額合計で一括計算した概算です。銀行引落特典は月3,000ポイント、証券特典は月500ポイントの上限を反映しています。実際は決済ごとに端数を切り捨て、100円未満の決済は特典対象外です。対象外取引や判定時期によっても差が出ます。特典ポイントは期間・用途限定です。

自動入金は8月28日に開始、手数料無料

自動入金(スイープ)は、マネックス証券で国内株式や投資信託などを購入するときに買付余力が不足した場合、ドコモの銀行口座から必要な資金を自動で入金するサービスです。利用手数料は無料で、システムメンテナンスを除き原則24時間365日利用できます。

申込みと設定はWebで完結します。ドコモの銀行の口座開設時にマネックス証券口座も同時に申し込んだ場合は、スイープがあらかじめ設定されるため追加手続きは不要です。銀行口座だけを開設することもできます。

2026年10月1日時点のマネックス証券連携
項目現在の状況
自動入金2026年8月28日開始。買付余力不足時に銀行から証券へ自動入金
利用手数料無料
利用時間原則24時間365日(メンテナンスを除く)
設定画面Webブラウザで利用可能。証券アプリは順次提供予定のため、表示されない場合はWebを利用
銀行から始める同時口座開設ドコモの銀行の申込時にマネックス証券口座を任意で申込み可能
証券から始める同時口座開設2026年9月14日開始。マネックス証券の申込時に銀行口座を任意で申込み可能
証券から銀行への自動出金現在は非対応。公式の現行サービスページに開始時期の案内なし
証券口座残高の表示銀行アプリでの表示は2026年12月頃に提供予定

銀行・マネックス証券のどちらからでも同時口座開設できる

2026年9月14日から、マネックス証券の証券口座を新規開設する際に、ドコモSMTBネット銀行の銀行口座も同時に申し込めるようになりました。従来の「ドコモの銀行の口座開設時にマネックス証券口座を同時申込み」と合わせ、どちらを入口にしても2つの口座をまとめて申し込めます。

同時申込みは任意です。銀行口座だけ、または証券口座だけを申し込むこともできます。マネックス証券から銀行口座を同時申込みできるのはWebブラウザで、証券アプリは順次提供予定と案内されています。

  • 法人、未成年、非居住者は証券側からの銀行同時申込みの対象外
  • 外国に年6か月以上居住する人、日本以外にも納税義務がある人、外国籍の人は対象外
  • 外国政府等の要人またはその家族、屋号等を使った個人名義で申し込む人は対象外
  • マイナンバーカードを持っていない人は対象外
同時口座開設の2つの入口
開始する画面同時に申し込める口座現在の案内
ドコモの銀行マネックス証券口座銀行の口座開設途中で任意選択
マネックス証券ドコモSMTBネット銀行口座2026年9月14日開始。Webブラウザで利用可能

対象条件と最新の提供状況は、マネックス証券公式のドコモの銀行連携案内で確認できます。

スイープの設定方法:銀行側の手続きまで完了する

マネックス証券のWeb画面で「ドコモSMTBネット銀行 連携・自動入金(スイープ)設定」を開きます。公式の操作案内に沿って、証券側と銀行側の手続きを最後まで進めてください。

  1. 1

    「ドコモSMTBネット銀行 連携」を選ぶ

    マネックス証券の連携設定画面から開始します。

  2. 2

    規定を確認して銀行側へ進む

    規定を読んでチェックを入れ、「確認」を選択します。初回は銀行サイトでの手続きも必要です。

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    完了後に設定状況を確認する

    途中で画面を閉じずに手続きを終え、次の節の2つの表示を照合します。

画面の位置はマネックス証券公式のスイープ設定・解除方法で確認できます。

設定済みか確認:銀行連携と自動入金は別表示

銀行連携の完了だけでスイープの設定も完了したと判断せず、それぞれを確認します。ポイント特典にはdアカウントや前月末の設定判定など、別の条件もあります。

確認する欄利用可能な表示未完了の表示
ドコモSMTBネット銀行 連携連携済未連携
自動入金(スイープ)設定済未設定

各表示の意味はマネックス証券公式の連携・自動入金の設定状況を参照してください。

「手続き中」が続くときは銀行側の登録状況で分ける

画面を再読み込みしても「手続き中」の場合、銀行側の「メニュー」→「お客様情報照会・変更」→「マネックス証券連携サービス」→「マネックス証券口座保有登録」を確認します。

銀行側の表示公式案内に沿った確認・対応
登録済み連携完了の目安は翌営業日の7〜9時頃。反映後に状態を再確認
未登録マネックス証券の「ドコモSMTBネット銀行 連携・自動入金(スイープ)設定」から再度手続き

分岐の根拠はマネックス証券公式:「手続き中」の場合の確認方法です。

1万円を支払った場合の還元イメージ

PLATINUMで対象の買物を1万円行い、各特典が最大率で適用されると仮定した例です。同じ条件でもGOLD・GOLD Uの合計は最大350ポイント、通常dカードは最大275ポイントです。実際の進呈は決済ごとの端数処理や上限などにより異なります。

PLATINUM・対象決済1万円の概算例
内訳計算概算ポイント
dカード基本還元10,000円 × 1.0%100ポイント
ドコモの銀行引落特典10,000円 × 2.0%200ポイント
マネックス証券特典10,000円 × 1.5%150ポイント
合計10,000円 × 4.5%最大450ポイント

対象となるdカードと決済方法

特典対象のdカードは、2022年10月にリニューアルした、クレジットカード番号が「4363」「5344」「5365」で始まるカードです。旧カードを持っている場合は、カード番号と公式案内を確認する必要があります。

  • dカードのスマートフォンによるタッチ決済(Apple Pay、Google Pay、おサイフケータイのiD)
  • 支払方法をdカードに設定したd払いのコード決済
  • 支払方法をdカードに設定したd払いタッチ
  • 対象外店舗・対象外取引はd払いおよびdカードの公式条件で確認
  • 銀行引落特典を受けるには、ドコモの銀行をdカードの引落口座に設定し、実際の引落しがあることが必要

SBI証券との連携は最大4.5%とは別の仕組み

最大4.5%を構成する証券連携特典はマネックス証券が対象です。一方、SBIハイブリッド預金はSBI証券の買付余力と銀行預金をつなぐ既存機能で、最大4.5%の構成要素ではありません。

銀行から2つの投資画面へ分かれる証券連携のイラスト
2つの証券連携は、役割と適用条件を分けて比較します。

SBI証券連携の継続や社名変更後の扱い、SBIハイブリッド預金の適用金利は、このページで重ねて詳述せず、それぞれの専用ガイドで確認できるようにしています。

SBI証券連携の仕組み・継続・金利はSBI証券とSBIハイブリッド預金の連携ガイド、社名変更後の手続きガイド、SBIハイブリッド預金の金利ガイドで確認できます。

マネックス証券連携特典を検討するときの判断基準

マネックス証券を利用し、対象積立を毎月3万円以上行い、対象のdカード決済も使う人は、新しいポイント特典を活用しやすい設計です。ただし、ポイント還元率だけを理由に証券口座や保有商品を変更する必要はありません。

取り扱う商品、売買手数料、NISA口座の所在、保有商品の移管費用、アプリの使い勝手も含めて判断してください。証券口座の変更や商品購入には損失・税務上の影響が生じる場合があります。

  • 毎月3万円以上の対象積立を無理なく続けられるか確認する
  • 対象のdカードとスマートフォン決済を使うか確認する
  • 月500ポイントのマネックス証券特典上限を踏まえて試算する
  • 公式Web画面で自動入金の対象口座と設定状況を確認する
  • ポイント以外の商品・手数料・NISAの条件も比較する

最大表示を見るときの注意点

最大4.5%は、複数のサービスを同じdアカウントでつなぎ、所定の引落し・積立・対象決済を行った場合の最大値です。単に口座を開設しただけ、預金を置いただけ、マネックス証券口座を持っているだけでは適用されません。

  • 預金金利ではないため、預金残高に4.5%を掛けて利息計算をしない
  • 初年度から銀行引落特典は券種別。+2.0%はPLATINUMの場合
  • 13か月目以降の銀行引落特典は、カード種類と判定期間の利用額で変わる
  • 銀行引落特典は月3,000ポイント、マネックス証券特典は月500ポイントが上限
  • 特典ポイントは期間・用途限定で、対象外決済もある
  • dアカウント連携とスイープ設定は開始済み。毎月の条件達成状況を確認する

現在利用できる連携サービスのチェックリスト

銀行とdアカウントの連携は2026年8月20日、マネックス証券とのスイープ設定は8月28日、対象決済への引落特典・証券特典は9月1日に始まりました。各サービスで同じdアカウントを利用し、公式画面で設定状態を確認します。

  1. 1

    dアカウント連携は開始済み

    ドコモの銀行とdカードに登録するdアカウントが同じか確認し、銀行のホーム画面から連携します。

  2. 2

    8月28日開始済み

    マネックス証券側で対象口座、スイープ設定、積立の約定判定日を公式案内とWeb画面で確認します。

  3. 3

    9月1日開始済み

    対象決済、対象外店舗、各月のポイント進呈予定を確認し、条件達成を無理のない範囲で管理します。

  4. 4

    ポイント進呈後

    進呈上限、期間・用途、失効日をdポイントクラブで確認します。

FAQ

よくある質問

マネックス証券の口座開設からドコモの銀行も一緒に申し込めますか?

はい。2026年9月14日から、マネックス証券の口座開設時にドコモSMTBネット銀行の口座も任意で同時申込みできます。Webブラウザで利用し、マイナンバーカードの所持などの対象条件を確認してください。

最大4.5%はドコモの銀行の預金金利ですか?

いいえ。対象となる街のお買物に対するdポイント還元率です。預金金利は別に設定され、2026年10月1日現在、円普通預金は年0.50%、SBIハイブリッド預金は年0.51%です。いずれも税引前の変動金利です。

マネックス証券の口座を作るだけで1.5%上がりますか?

口座を持つだけでは対象になりません。前月末のdアカウント連携・dカード利用携帯番号登録・スイープ設定と、前月中の対象積立合計3万円以上の約定が必要です。本会員の当月対象決済に合計+1.5%となります。

マネックス証券特典のポイント上限はいくつですか?

月500ポイントで、期間・用途限定です。ドコモの銀行引落特典の上限は別枠で月3,000ポイントです。

SBI証券との連携は終了しますか?

終了するという発表はありません。ただし、SBIハイブリッド預金は最大4.5%の構成要素ではありません。継続・変更点は社名変更後の手続きガイド、適用金利は金利ガイドで確認してください。

どのdカードでも対象になりますか?

対象はカード番号が4363、5344、5365で始まるリニューアル後のdカードです。初年度の合計最大率はPLATINUM4.5%、GOLD・GOLD U3.5%、通常dカード2.75%と異なり、各特典の条件・上限があります。

スイープ設定が「手続き中」のままの場合は?

画面を再読み込みしても変わらなければ、銀行側のマネックス証券口座保有登録を確認します。「登録済み」なら翌営業日の7〜9時頃が連携完了の目安、「未登録」ならマネックス証券の連携・自動入金設定から再度手続きします。

最大4.5%はいつから受けられますか?

銀行とdアカウントの連携は2026年8月20日、自動入金(スイープ)は8月28日、対象となる買物への特典は9月1日に始まりました。実際の適用月は設定日、積立の約定、dカードの引落状況で異なります。

公式情報の確認先

金利・手数料・特典は変更される場合があります。申込みや設定前に公式情報もご確認ください。

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